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富士山の南麓、富士市に店舗を構えるピロシキ専門店です。
素材にこだわり、生地や具材もすべて店内で手作りしております。
富士の麓のごちそうたっぷりのピロシキをどうぞご堪能ください。

■幕末、安政大地震で大破したロシアの軍艦ディアナ号は嵐で富士市沖に漂着。
 村人たちは500人もの船員全員を救助!

嘉永(かえい)7年(1854年)11月、我が国最大級の安政の大地震が起きました。この日、下田港には、日本との友好関係を求めるために、プチャーチン提督のロシア軍艦ディアナ号が入港していました。ディアナ号は、地震による津波で大破し、船の修理のため、戸田港に向けて出航しました。しかし、運悪く途中で嵐に遭い、船は富士市宮島沖まで流されてしまいました。漂着したディアナ号を発見した人々は、船員たちを救うために、三日間かけて約500人の船員全員を助け出しました。

■富士市は日露友好の礎

自分たちも地震で大きな被害を受けているのにもかかわらず、ロシアの船員のために、小屋をつくったり、毛布や着物、食糧などを持ち込んだりして手を差し伸べました。プチャーチンは、船員を救った人々の親切心を、生涯忘れなかったといいます。プチャーチン家の紋章にはロシア軍人とともに刀を差した日本人が描かれています。

■田子の浦の名産「しらす」

田子の浦の生しらすは、地元のほんの一握りのお店や都内の高級料理店でしか食べることができない至極の逸品! その理由は、一艘曳き(いっそうびき)という漁法にあります。通常の二艘曳きに比べて漁獲量は少なくなりますが、その分短時間で素早く水揚げできることで、しらすを傷つけることなくプリプリ感が天下一品!しかも漁獲量が少ないことから、ごく限られた場所にしか出回らない「幻の食材」とも言われています。

■ロシアの国民食「ピロシキ」

ピロシキは、小麦粉の皮で肉や野菜をつつんだロシア料理です。詰物としては味つけをした牛や豚のひき肉,魚肉,あるいはゆで卵,米,キノコ,キャベツなどが使われ、天火で焼いたものと油で揚げたものの2種類に大別されます。ロシアでは四季を通じて街頭でつ
くり立てのピロシキが売られ,歩きながらほおばる市民の姿が見られるそうです。ロシアの国民食は、日本でいう「おにぎり」のような存在です。